当院ではご出産で退院されるお母さん、赤ちゃん、ご家族の方に限って、無料(原則として神奈川県内)でご自宅までタクシーでお送りするサービスをご提供しています。
お車をお持ちでない方、ご家族のお迎えの都合がつかない方、どうせなら楽ちんな方がいい、とお考えの方など、お気軽にご利用ください。お送り先は自宅ではなくとも、ご実家やホテル、産後院など神奈川県内であればどちらにもご指定の場所までお送りいたします。ご希望のお母さんは出産後、スタッフまでご用命ください。
※原則としてお送り先まではノンストップで運行いたします。離れた場所を経由してのお送りは致しかねますのでご了承ください。
※当院でご案内しておりますタクシーには下記の理由にてチャイルドシートの設置はございません。チャイルドシートが必要な方は、ご自身でご用意いただくか、チャイルドシート設置タクシーのご手配をご自身でお願いしております。
公共交通機関としての特例:タクシーやバスなどの公共交通機関では、幼児を抱っこして乗車することが許可されています。
引用元:https://car-knowledge.jp/taxi-childsheet/
これらの理由から、タクシーではチャイルドシートの使用が免除されています。
タクシーでのチャイルドシート免除はなぜ?
タクシーはチャイルドシートの装着が免除されていますが、構造上の安全性が自家用車よりも高いというわけではありません。では、なぜ装着が免除されているのでしょうか。
自家用車は乗る人が家族などに限定されますが、タクシーは様々な人が利用します。常に装着していると車内が狭くなり、座席も1人分減ることになるため利用できない人がいるかもしれません。
たとえば、車いすを使用している人や、携帯用酸素ボンベなどの医療器具を使用している人は乗ることができない可能性があります。
また、チャイルドシートは製品によって使用できる月齢・年齢の範囲が異なるため、一つ積んでいればよいというわけではありません。このような背景から装着が免除されています。
抱っこで新生児と乗るときに気をつけること
産後、退院するときなどにチャイルドシートがついていないタクシーを利用する際は、乗車方法に気をつける必要があります。とくに、シートベルトの締め方を確認しておきましょう。
ママが赤ちゃんを抱っこした上からシートベルトを締める方法は危険をともないます。何らかの衝撃で母子の体が前に飛び出た際、赤ちゃんがママの体と前の座席の間に挟まれて、押し潰される可能性があるからです。
新生児を含め、赤ちゃんを抱っこしてタクシーに乗る際は、座っているママだけにシートベルトを締めます。そして、その上から抱っこ紐を使って赤ちゃんを抱っこするようにしましょう。
この方法だと、赤ちゃんが押し潰されたり、事故の衝撃や急停止の際などに体が前に飛び出したりする危険が低くなります